最悪ジャコ・パストリアスが分かんなくてもなんとかなりませんか?(2)
ジャコが分からなくても日本のロックバンドのベーシストを丹念に追っていれば,ロックバンドのベーシストやるには事足りるというお話。
まず大事なのは好きなものを聴くこと。ただ,何がいいベースかわからんという意見もあると思う。そこで,僕が個人的に好きな日本のロックバンドのベーシストを挙げておきたいと思う。
続きを読む最悪ジャコ・パストリアスが分かんなくてもなんとかなりませんか?(1)
ベーシストたるものジャコパストリアス,ジェームス・ジェマーソンなんかを知らないといけないというのは当然のように語られる話だ。
ギタリストで言えばジミヘンとかが入ってくるんだろうか。
かくいう私もベースを弾いている。そしてジャコパストリアスらを聴いたことはもちろんある。チャックレイニーとアブラハムラボリエルなんかは割と参考にしたりもしてる。ただ,ジャコやジェマーソンは難しい。というか言ってしまえば古い音楽なのでしんどい人はしんどいと思うのではないか。レッチリのフリーが関の山だという人もいてしかるべきだろうし,何なら流行りのバンドしかコピーしてないよというベース弾きだってたくさんいるはず。
そもそもこうしたレジェンドの音楽を聴いてそれをコピーしているから偉いのかというとそうでもない気がしている。
続きを読むウロボロス
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— 一休 (@hito_yasumi19) 2020年8月25日
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緑黄色社会は今すぐ聞け
この記事は以下のような人に見てほしい。
・RADWIMPSを「前前前世」で知った人,サカナクションを「新宝島」で知った人
‥さすがにそれは遅れてると言われても仕方ない
・ファンになるのに乗り遅れた経験がある人。例えば「君はロックを聴かない」ではなく「マリーゴールド」であいみょんを知ってしまってちょっと遅いなと思っている人。
‥まあファンになるのに遅いも早いもないんだけど,紅白で知りました感も出てしまうし…。
そんな乗り遅れがちな人でもまだ間に合う,ブレイク寸前のバンドが緑黄色社会だ。え,知らないと思った人は今すぐ聞け。なんならこのブログをすぐに閉じてYoutubeを開きなさい。ここで緑黄色社会を聴いてるかどうかで学校でのヒエラルキーは変わるし,「おじさん」呼ばわりを回避できるし,多分桶屋はもうかる。
今回は緑黄色社会をまさに今聞いておく必要性を説明したい。
続きを読むダサいと思う人にこそMCバトルを勧めたい(3)
最後は③「口喧嘩」に対する不快感である。
MCバトルを見てるとヤンキーの兄ちゃんがかっこつけてののしりあってるようにしか見えない人ももしかしたらいるかもしれない。しかし,MCバトルの中にも真剣な議論がなされているものは少なくないのだ。見限るには早い。
続きを読むダサいと思う人にこそMCバトルを勧めたい(2)
続いては②,韻を踏みにいって言いたいこと言えてないという中途半端さに違和感があるという点について。
そもそも韻を踏むことの意味は,耳で聞いた時に気持ちいい語調にすることと,関連性のない二つの単語を語感でもって結びつけることの二つにあると思う。
MCバトルにおいては前者もさることながら後者も重要である。あくまで「バトル」である以上,相手を言い負かすような一言が必要になるからだ。だから例えば相手の容姿に対するディスから入って,自分の言いたい結論につなげるために韻を使うといったことが考えられる。
ではそんな韻を巧みに使ったバトルを見てみたい。
続きを読むダサいと思う人にこそMCバトルを勧めたい⑴
ラッパーが向かい合って韻を踏みながら口喧嘩をする。これがMCバトルである。
MCバトルは好きな人は好きだが,関心のない人は本当に関心を抱かないという印象を受ける。かく言う私はテレビ朝日で放送されていた「フリースタイルダンジョン」のFORK対R-指定を見てMCバトルにハマった口である。
ところで,無関心の理由として考えられるのは3点あると思われる。つまり,①「ラッパーが」やるのに歌とも文句とも言い難い音楽的観点から見た中途半端さ,②「韻を踏みながら」喧嘩することでポイントがずれるという違和感,③そもそも「口喧嘩」を見ること自体にある不快感が原因と考えられる。
そこでこの3つのポイントを払拭するようなMCバトルを紹介しつつ,バトルの魅力を紹介したい。
※できるだけ専門用語を抜いて説明するから詳しい人にとってはちょっと違和感があるかも。
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