M1の感想

東京ホテイソン優勝予想おお外し予想が見事に的中しましたね。一安心です。

マヂカルラブリーはあえて勝負ネタを温存して一番わかりやすい（？？）ネタである高級フレンチを一発目に据えたというのが個人的に熱かった。

マヂラブを称賛する人も否定する人も少なくとも今回のM1は亜流に正統派が負けたという理解までは共通しているのではないかと。

やはりコロナ禍で舞台数が少ないとネタを叩く機会が減る。見取り図の一本目の伏線回収やオズワルドの「ひてぃにき」に変わるところなどはもっと引き立たせてもよかったはずだが，安定して受けるかの確認ができないところではそれよりもボケを詰めた方がいいという判断なんだろうなと思うとやっぱり難しいなと思います。

個人的に注目したのは東京ホテイソンとオズワルド。

東京ホテイソンはツッコミ意外の部分も面白くなっているし，この形じゃないと勝てない漫才師から単純に地肩の強い漫才師になってる感じがした。内容だけじゃなくて声でも顔でもウケちゃうのは最下位だとしても強すぎる。

オズワルドはM1に勝ちにくいとされる関東風の漫才を正面からぶつけているという感じがして見ていて拳を握りしめてしまった。オズワルドが目指してる漫才はあまりにもロマンという感じがする。

あと，来年は金属バットとカベポスターに期待かな。

金属バットは多分ラストイヤー。今年，ニューヨークやウエストランドにもっと毒があってもいい的な評価がついているので金属バットはかなりチャンスが大きいように思います。

カベポスターはオズワルドとちょっと近い凝った構成のネタをする漫才師で，関西流のしゃべくりの要素も達者という印象。オズワルドは間違いなく優勝候補に上がってくると思うので有力な対抗馬として出てくるかなと。